バックアップ徹底比較

更新日:' 07/08/18

先ず、何故バックアップが必要なのか? 以前はナカナカ理解して貰えなかったことですが、PCの一般化により、最近、漸く、HDD(ハードディスクドライブ)は消耗品だと云うことが認識されてきました。
と云うのも、PC(HDD)壊れちゃって、データがみんな飛んじゃった。って経験を実際にした人や知り合いから耳にした人が増えてきて、こりゃ、ヒトゴトぢゃないなと実感されてきたって事です。
つまり、恐いお兄さんが突然やってきて、PCを窓から放り投げたとか、旅行中にノートPCを落っことしたとか、そーゆーのではなく、何もしてないのに或る日、突然、PCが動かなくなった。電気屋さんは、かるぅく"あぁ、ハードディスクが逝ってますねぇ。まぁ、良く有る事です。バックアップとかされてました? あぁ、してなかったんなら、みぃんなぱぁですねぇ。どうしようもないです。"と言って持ち帰って修理する。修理が終わって戻ってきた時には、全くの買った時と同じ状態、、、写真や音楽のデータは勿論、 顔文字やお気に入りとかの色んな設定も綺麗に無くなってる。。。
事態を飲み込めてる人達は、HDDなんて消耗品だよの一言で、この悲劇を暗示してる訳ですが、大半の人はこれが、どんな意味だかピンと来ない。
さて、バックアップが必要だと云うのは判ってきた。でも、どうやったら良いの?って疑問も同時に増えてきます。その辺にお答えしようと云うのが、この頁の趣旨です。因みにボキの結論は、既に出てまして、RAID(レイド)のNAS(ナス)なんですが、まぁ、どの範囲で障害に対応するかによって、やり方は大きく変わってきますので、その辺も含めて解説しようかなって頁です。
基礎知識として、HDDは消耗品ってのは、使用頻度によって寿命も変わるって事を意味してます。頻繁に読み書きを行うサーバとかだと、それこそ2年くらいが、HDDの寿命だと言われてます。反面、あまり使わなければ、寿命も延びます。但し、結局、磁性体なので、昔懐かしの音楽やビデオテープと一緒です。段々、ノイズが増えてきて、聴き辛く(見辛く)なってきます。人間は、ノイズの中から、本体を根性で拾えますが、PC等のデジタル機器は、ノイズが或るレベル以上になると、もうアカン壊れとると判断してしまう訳です。
  1. 対策一覧
    No. 対策の種類 仕組み ここまで大丈夫 必要なもの・手間
    #01 ファイルをコピー 必要なものを人力でメディアにコピー
    • みんな熱と力に弱い
    • 光もの(CD・DVD・MO)は光に
    • メモリは磁気や電磁波に
    外付/内蔵HDDなら5年
    (同じHDDなので、先に逝くことも、、)
    各ドライブとメディア

    コピー作業したものしか残りません

    CD/DVD-Rなら30年
    (きちんと保管して)
    DVD-RAMなら20年
    (きちんと保管して)
    CD-RW/DVD±RWも30年だが
    追い書き中にエラーが出るとアウト
    MOだと30年
    (きちんと保管して)
    各種メモリ(SDとか)だと10年
    (きちんと保管して)
    DATだと1年
    (きちんと保管して)
    #02 バックアップソフト 必要なものをソフトでコピー

    ditto(同上)

    • バックアップソフト
      (Windows2000なら付いてます)
    • 各ドライブとメディア

    バックアップ対象の最新バックアップ時点
    まで助かります。
    手間はソフトによります。
    スケジュールを組んで自動化もできますが
    PCを立ち上げてないと動きません

    #03 RAID 1
    (ミラーリング)

    同じデータを2台のHDDに同時に保存
    使ってるHDDが両方同時に
    壊れない限り大丈夫。

    両方同時に壊れると全てがぱぁ

    通常、PCの中に組み込むので
    PCごと壊れると駄目だし
    ノートPCには組めない
    (できるのもあるけど、
     最初からそぉなってる)

    • RAID 1対応のRAIDコントローラ
      (ソフトでも出来るけどあんまし、、)
    • 同じ型番のHDDを2台
      (使えるのは1台分の容量)

    手間要らず

    #04 RAID 5
    複数のHDDに分散して保存すると同時に
    その回復用データ(パリティ)を他のHDDに
    保存する。
    使ってるHDDが1台壊れても大丈夫

    同時に2台以上壊れると全てがぱぁ

    通常、PCの中に組み込むので
    PCごと壊れると駄目だし
    ノートPCには組めない
    (できるのもあるけど、
     最初からそぉなってる)

    • RAID 5対応のRAIDコントローラ
      (ソフトでも出来るけどあんまし、、)
    • 同じ型番のHDDを3台以上
      (使えるのは1台分差し引いた容量)

    手間要らず

    #05 ついでの解説
    RAID 0
    (ストライピング)
    バックアップ目的
    には使えません

    複数のHDDに分散して保存。
    データの読み書き速度が格段に向上する
    使ってるHDDのうち、1台でも壊れると
    全てがぱぁ

    通常、PCの中に組み込むので
    PCごと壊れると駄目だし
    ノートPCには組めない
    (できるのもあるけど、
     最初からそぉなってる)

    • RAID 0対応のRAIDコントローラ
      (ソフトでも出来るけどあんまし、、)
    • 同じ型番のHDDを2台以上
      (使えるのは全容量)

    手間要らず

    #06 RAID付の
    外付HDD

    RAID付外付HDDにデータを保存。
    バックアップの目的はRAID機能を使う
    使うRAIDによりますが、
    これに保存してたものだけ
    助かります。

    インターネットのお気に入りとか
    顔文字なんかの単語登録は
    別途、こちらに保存しておく
    必要があります。

     

    • RAID付外付HDD

    1台にしか繋げませんが、
    差し替えれば共用は可能。
    1台に繋いでLAN上で共有を掛ける事
    で、複数PCからのアクセス可能。
    但し、USBとかの接続形態で
    ケーブルの長さが決まってる(1とか2m)ので
    それ以上に離して設置する事は出来ない

    この中にあるデータに関しては
    手間要らず

    #07 ボキのお薦め

    RAID付のNAS
    (Network
    Attached
    Storage)

    RAID付
    LAN接続
    ハードディスク

    この辺、
    呼び方が色々


    ネットワークに直接接続して使用する
    RAID付ファイルサーバ専用機に
    データを保存。バックアップの目的は
    RAID機能を使う
    • RAID付NAS
    • LAN一式(HUBとケーブル等)

    どのPCからも使えます。
    無線LANにすれば、ケーブルが要らない

    この中にあるデータに関しては
    手間要らず

     
  2. バックアップ対象
    何をバックアップすれば良いの?ってのを簡単に書いてみました。
    但し、これは、あくまで一般論で、自分の好きな様に変えられる部分が多いので、どのPCも必ずこうだって訳ぢゃないです。
    唯、別に何も変えてないって人は多分、合ってます。
     
  3. 具体例と予算
    上記の様なものの組み合わせで自分の希望に合ったシステムを構築します。
    一般に、手間を惜しめば金を掛け、金を惜しめば手間を掛けって感じです。
    適用 予算 システム概要 手間
    デスク

    ノート

    対策#01 : \200/回以下
    (CD/DVD)
    考えたくない程に面倒
    デスク

    ノート

    対策#01 : \500/枚以下
    MOドライブ \20,000以下

    対策#01 :
    外付HDD \20,000以下

    対策#01 :
    各種メモリ \10,000以下

    コピーでいけるので
    幾らかマシ
    デスク

    ノート

    対策#02 :
    DATドライブ \80,000以上
    \7,000,000以下
    ソフトも必要
    普通、素人はやらないので割愛
    (モノもプロ仕様なので高い)
    最初の設定だけ面倒
    電源常時Onなら
    殆ど手間は無し
    デスク 対策#03 :
    RAIDカード \10,000以下
    同じHDD2個\10,000以上