最終更新日:2006/09/03

海外


色々、日本国外を見ていると、日本との違いが見えてきます。最初は、こんなトコが日本と違うんだなぁって思ってるんですが、それが増えていくと、逆に日本が判ってきます。

結論から書いてしまうと、国民性は言語に大きく依存するって事になります。
逆に言えば、国民性が言語に必要な機能を持たせるって事です。(言語は変化しますので)
これは、考えてみると当たり前で国民性ってのは、国民に共通の何かに依存する訳で、全国民に共通してないといけません。又、国民性ってのは、国民の共通する性格から来る訳で、性格は思考から来ます。その思考は何でなされているかと云うと、勿論、その人が使う言語でなされてます。当然、その国の経験したことや自然などの環境によっても左右されますが、それらを感じるベースとして言語がある訳です。
複雑な言語を持つ国民は複雑な思考が可能ですし、又、複雑な思考に陥ってしまうとも言えます。逆に単純な言語で話す国民は、単純な思考に走り易いと言えます。
多様な敬語を持つ日本やタイ、韓国などは目上の者を敬う習慣があります。日本や韓国は勿論、儒教に因るものですがタイにも同様にその様な思想があります。他人に敬意を表することができる言語を持つと他人に気を遣う文化が生まれます。他人に対して、私は敬意を表しています・失礼の無い様に応対してますと表現できる訳です。これは、裏を返せば、ぞんざいに扱ってることも話しているだけで、相手に伝えることができます。そうすると、常に相手の立場を考える事が習慣化します。

さて、日本を表すって文字ですが、なんなんでしょう?
以外になごみとも読むこの字は、和風・和式でも判る通り、日本そのものを表してる様です。
これは、正に、それこそ、古代中国皇帝から金印を拝した古から、日本人に流れる思想です。"漢委奴国王"つまり、「建武中元二年倭奴国奉貢朝賀使人自称大夫倭国之極南界也光武賜以印綬」と云う中国側に記された通り、その頃(AD57)の日本人は、自分達のことを倭奴国、ワ(日本)のナ(志賀島周辺)と云う国だと伝えた訳です。因みに中国は古からの中華思想(中国が世界の中心で、其れ以外は辺境の野蛮な国とする思想)から、勝手にワを倭、ナを奴と云う蔑んだ文字を当て字として使ったと推測できます。
時代が少し下って大朝廷、大きな。聖徳太子の十七条憲法の一番目、つまり、一番大事な事として、"一に曰く、を以て貴しと為し、忤うこと無きを宗と為す。人皆党有り、亦達れる者少なし。是を以て、或いは君父に順わず、乍隣里に違う。然かるに上和らぎ下睦びて、事を論ずるに諧えば、則ち事理自ずから通ず、何事か成らざらん。(仲良くすることが大切である。上の者と下の者が仲良く話し合えば、成就しないことはない)"としてます。この頃からだった訳です。
が、日本が、我々は、なんなんか?ってのは、既に、聖徳太子がズバリ解説してる通り、お話し合いをして、禍根を残さず、いつも満場一致で、みんな笑顔で過ごしましょうって事です。

さて、livedoorとフジの一件で、このが崩れましたね。ホリエモンはあんまし、敬語を使わない様ですが、これが、使えないのか、使わないのかは、さておいて、ホリエモンの様なアメリカンスタンダード(国際スタンダードとは一寸違う)を取り入れる事は、国際化という面で矢張り必要かとは思います。
でも、日本人が日本語を話す限り、それほど急激な変化って云うのは望めないし、の精神の根幹を為す、敬語や回りくどい表現や曖昧な表現が直ぐに無くなってしまうとは考えにくく、、、どぉなるんでしょうかねぇ

蛇足ですが、世界デビューした元タイのトップアイドル タタヤンですが、母国タイでは完全に落ち目です。これは、複数のタイ人に訊くと、彼女は(アメリカ人との)ハーフなんで、畏敬の念が薄い・大口を叩くから人気が無くなったんだと言ってました。そして、世界に打って出たと、、、

まぁ、こんなのを見てても、今は、国際化の過渡期なんだなぁって感じます。アメリカに対する評価を日本も欧州の様に"へん、おめぇらみたいに伝統も文化もない単細胞にはなれねぇんだよ"って、みんなが思える様になると真の国際化なんだと思うのですが、、、みんながアメリカ人になりたいのなら別に止めやしませんが、あんまし、、、良いもんぢゃないですよ。日本語を捨ててまで隷属するほど、、、

アメリカに着いていくのが、国際化だと思ったら大きな間違いで、アメリカンスタンダードが国際スタンダードでは決してないです。奴等は、ひょっとすると心の底から、そう思ってるかも知れませんが、、、
SI単位系(1960年の国際度量衡総会でMKSA単位系を拡張した国際単位系としてSI を採択)や、最近では環境保護を目指した京都議定書に批准しないなど、、、そんな最も国際的でないボケナスの真似なんかしたら、、、駄目ですよ
まぁ、良いとこは採り入れて然るべきだとは思いますがね。

欧州がアメリカをどの様に見てるのか? 端的に纏めたものを見付けたので、ちょろっと以下に紹介します。
主に違いを列挙してます。

ヨーロッパにはアリゾナの様な砂漠はないし、グランドキャニオンもない。多くの家は木材ではなく、煉瓦や石で出来ている。千年以上の歴史がある村や町がごろごろあり、摩天楼はそう多くない。みんなが英語を喋れるとも思っていないし、あれほどハンバーガーも食べない。野球よりサッカーが盛んで、そして何より、世界の中心に自分達が居るとは考えて居ない。

タイは左のタイからお願いしますぅ
旅行記にドイツが多少あります

日米独比較論(ばくっとね、ばくっと)

↓これ、単なる画像で世界時計じゃないっす。計算はボケ防止に自分でやって下さい

↑この辺日本との時差です

以下はちょっと古いんですが、退職された方の残していったもんです
取り敢えずのトップ頁で、やがて、差し替えます。ってか、名前変えます

△△グループの皆さんへ
00/3をもって御退職された○○さんが△△グループに託された海外業務の総括です。
また此の項の最後に国のデータ表を載せてあります

海外業務の総括

2000.3.3 ひみつ

はじめに

海外関係の業務に永年携わってきて無事定年を迎え、今感じることは、「よくもまあここまで無事にやって来れた。」と言う安堵感と同時に「これからの若い人達に何かを少しでも残しておけるといいねえ。」と言う気持ちとがあります。
そこで今回は、海外関係の業務をするには、業務そのもの以外にもいろいろ準備をしたり、心掛けておかねばならないこともありますので、これまでに得た各国の情報を体験したことも含めてまとめてみたいと思います。皆さんのご参考になれば幸甚に思います。
海外出張の時には、異文化に接する楽しみがある反面、日本との治安の差による盗難、傷害事件、事故など不安を伴なうものですが、これらに対しては、
『自分なりの危機管理の意識を持つこととそれに従って行動する。』以外に方法はないと思う。
また、国内では、日本人の常識として何ら問題ないことも、一歩海外にでると途端にその常識が通じなくなることもあります。日本人のことを一時『エコノミック・アニマル』と海外の人達から軽蔑されたことは、皆さんもよくご存知だと思います。
これは、私の理解するところでは、兵役もなく、宗教的な修業もなく、自分の意見も十分に言えず、ただ仕事だけは昼夜を厭わず、なりふり構わずに、国として大幅な貿易黒字になるまで活動して、海外に対しては規制緩和をせず、平然としている日本人の姿から出てきたように思う。
これらの姿は、日本人から見れば、当たり前のことになってしまっていたのですが、海外の人達から見れば、『腹立たしくも滑稽に』見えたのでしょう。
『日本の常識は、世界の非常識』などと叫ばれたこともありますが、要するに、海外で活動していく場合には、『海外の人達は、物の見方、考え方が違うこともあるよ、という認識』『相手と何が違うのか、共通なものは何か、を常に意識しておくこと』が非常に大切なように思います。
現在、日本の金融関係者の永年の怠慢の付けで景気が低迷しているが、キチット立ち直った時に、若い人達がワクワクしながら海外の人達と仕事をしていることを夢見て、少しでも参考になるように、これまで得た海外の情報を整理して置きたいと思います。
海外の人達を理解するのに、その国の@人口、A面積、B人口密度、C宗教について日本と比較するとその人達の環境が、なんとなく理解できるように思えたので、私はこれらからスタートしました。さらに、ある時期からは、巻末のデータを参考にしていました。

アメリカ    台湾    大韓民国    フィリピン    インドネシア    マレーシア    シンガポール    タイ    スウェーデン    オーストラリア

おわりに

過去の生活体験メモやら雑誌・本のメモ、自分の意見・感想など不十分ながらまとめてみました。若い皆さんの参考になれば幸せに思います。
海外での仕事は、種々不安を伴なうものですが、次の格言を知るとなんだか自信ができるのではありませんか。
国際会議での格言;『インド人発言者を静かにさせ、日本人にもっとしゃべらせることができれば、それは優秀な議長だ』
国際会議でさえ日本人は、国内ではよくしゃべる人も、これまであまりしゃべらないのが一般的で、これからの若い人達は、「無責任なおしゃべりだけ」とか「口だけ」では困りますが、上記格言のインド人と日本人が、逆転するぐらいの気持ちで取り組んでほしいと願っています。
これには、本人が帰国した時の日本側にいる人達の姿勢・発言にも影響されますので、逆に、帰国してきた人達への受入側での配慮もお願いしたいと思います。
これからは情報化時代ですから、異文化を理解しようとする気持ちさえ持っておれば、必ず、できると思います。

以上

アメリカ合衆国
面積9,629×1,000ku(日本の26倍)
人口2億6790万人(白人2億2000万人、黒人3,300万人、その他1,490万人)
人口密度28(日本332)人/ku
合衆国、自由、平等、立憲主義、一般民衆の福祉、多民族国家、フロンテイア
  1. 国土の広さは、日本の26倍、人口は、日本の2倍強で世界一エネルギーのある国であり、各州都には、必ずと言っていいほど象徴的な建物が建ち並ぶ国である。
  2. アメリカは、世界の人達は自分達と同じように考える。同じように考えるべきだという信念で行動する。
  3. アメリカの民主主義、自由主義の理想は間違っていないが、幸か不幸か国力がありすぎるから、それを一挙に世界に及ぼそうとする。例えば、ベトナム戦争、湾岸戦争、コソボ紛争など(国力については、巻末の名目国内総生産GDP、1998年の各国の額を比較して下さい。)
  4. 理想は良いが、手続きを知らない。自分達と違う文化に対する理解、共感が薄く、アメリカの国益のみの追求が目立つ。
  5. アメリカ人は、何故か戦争が好きなのかもしれない。
    アメリカ南北戦争(1861〜1865)は、アメリカ人同士の戦争であるが、62万人の戦死者があり、何故ここまで戦わなければならなかったのか疑問が残る。時代の差はあるけれども日本の天下分け目の関ヶ原の戦いでも6,000〜8,000人の戦死者で、数日の戦いで終ったが、南北戦争は、4年間も戦って、62万人の戦死者を出したのは、私には理解できない。
    ついでながら、ペリーが浦賀に来航したのが1853年で日本中が大騒ぎになったが、その数年後にアメリカ国内で大戦争があり、アメリカにとっては日本どころではなかったのは、日米関係の歴史のおもしろいところである。
    戦没者数
    アメリカ南北戦争(1861〜1865) 61.8万人(北軍36万人、南軍25.8万人)
    アメリカ独立戦争・アメリカ人 0.49万人
    第一次世界大戦・アメリカ人 11.5万人
    第二次世界大戦・アメリカ人 31.8万人(日本人310万人)
    世界全体では、5,000万人(内ロシア人2,000万人)/6年、一日当たり23,000人
    朝鮮戦争・アメリカ人 3.3万人
    ベトナム戦争・アメリカ人 5.8万人(ベトナム人200万人・推定)
  6. 戦争が、こんなに人を殺すことをどこの国の人であれ、よく認識しておくべきである。
    最近、ゲーム感覚で人を殺しているように思える時もあるが、人間の犯した戦争を本当によく見て認識しておくべきであると思う。
  7. アメリカ軍のアジア駐留:12万人(内韓国駐留4.3万人)
  8. ベトナム戦争:10年間
    @延べ270万人従軍、5.8万人戦死(2.1%)、30万人負傷(11.1%)
    A800万トンの爆弾(第二次大戦中に消費された爆弾の4倍)
    B3,000億ドル(75兆円・・100兆円で東京都の建物が全て建て替えられると聞く。)
    Cベトナム人の戦没者200万人・推定(アメリカ人の35倍)/10年20万人/年、1.7万人/月、一日当たり550人、毎日連続して10年間、ベトナム人を殺し続けたことになる。
  9. 1990年×××稼動開始・半年後・イラクでの湾岸戦争が勃発、アメリカ国内では、各州毎に出兵の割り当てが来て×××社員から出兵して行く人があった。
    「日本人は、いいね、出兵がないから」とアメリカ人に言われた。よく考える必要がある。出兵は、死を伴なうものであり、今回は、自分の家族や国を守るものではなく、クエートの人達を守るためである。大げさに言えば、アメリカ大統領の立場で「世界正義のために、フセイン勢力を粉砕するために、アメリカの国益のために・・」自分の命をかけて参戦するのである。
    『出兵して行く』など全く身近な問題として捕えていなかったので、『ショック』を受けました。『出兵』などという言葉は、日本の社会からは、すでに消えてしまっているが、世界の中では、まだ、まだ、コソボ紛争、チェチェン紛争など至る処で残っているのが現実である。
    湾岸戦争で日本は、結果的にアメリカに90億ドルを支払ったが、もっと、もっと、お金の使い方に工夫がいるのではないか。日本の国益になるのか、歴史的な判断として正しいのか、使用目的は何か、お金の使い方の優先順位をどのように考えるのか、などなど。90億ドルの価値は、巻末の各国の外貨準備高ほかを参考にして下さい。
  10. アメリカのユダヤ人600万人、イスラエルのユダヤ人300万人アメリカの医者の70%は、ユダヤ人であると言われる。1999年の全世界のユダヤ人1,500万人、ナチスのユダヤ人虐殺650万人
  11. アメリカは、訴訟が日常茶飯事のようにある国である。
    ・雪が降って、自分の家の前の歩道の雪かきをしていなかったために、そこで通行人がすべって転んで怪我をしても訴訟の対象になる。
    ・×××建設の時、×××東側の空き地に、草がボウボウと生えていたら、冬に火災の原因になるので、草刈りをするように訴えられた。(草刈り実施)
    ・同じく×××建設の時、×××の屋根に降った雨水が、一度に工場の外に溢れでないように南と西に溜め池を作ったが、大雨の時、数キロ離れた地域から、この溜め池が原因で水浸しになったと訴えられた。(この溜め池が、原因ではなかった。)
    ・同じく×××建設の時、×××の駐車場の照明灯が低くて、しかも、光の反射量が多いナトリュウム灯のために、星の観測に支障があると訴えられた。(照明灯を高くして、光の反射量の少ないナトリュウム灯を採用した。)
  12. アメリカの道路網は、南北道が奇数番号で、東西道が偶数番号で示され、インターでは、何号線の南北、東西を表示しているので、全国どこに行っても非常に分かり易い。
  13. 信号機のない交差点では、車は先着順のスタートになるので、信号機のある交差点で信号機が故障しても、同じ方法をみんなが実行するので、円滑に交差点の通行ができる。この方法は、3wayとか、4wayとか呼ばれる方式であるが、さすが車社会の先進国のルールで、このルールを破ると必ず衝突することになり、全員、必ず、守らなければならない。
    また、交通量の少ない信号機には、必ず、一時停止ラインに自動車検知装置がついていて、信号で長い間待たされることはない。左右に通行車がいない時には、すぐに信号が変ってゴーになる。全くイライラすることがない。何故、日本では採用されないのか。日本では、まだ、車社会の明治維新なのだろう。運転者をイライラさせないような、合理的な交通システム作りをしている人がいるかもしれないが、実現していない。
  14. スピード違反は、よく取り締まりしているが、交通違反をしない車が、停止させられることはない。ポリスマンも、人の人権を当然守らなければならない国である。
  15. 運転免許証は、数ドルで許可される。実技も自分の車で数十メートル走行するだけとか。
  16. アメリカ人は、自由に発言する。
    塗装工場で、女性の頭に髪の毛の落下防止として、ヘアーキャップの着用を頼んだら、男性の顎鬚落下防止も何かするべきだと発言。男女平等であるべし。
  17. アメリカ人は、平等である。
    ×××組立ラインでの非常に腕力のいるフロアーの増し締め作業とラインサイドでの女性のサブ作業が、同じ評価で両者の給料は同じであるという。恐らく、腕力のある男性とサブ作業の女性とでは、食べるステーキの大きさが違うと思うのだが、アメリカのユニオンは、そう思わないらしい。なんだか、無差別悪平等ではないかという気がした。
  18. アメリカ人には、とっても太い人が多い。ポリネシアの人達より太い幸せそうな人達が多い。
    スウエーデンの人は、背は高いが太い人は少ないので、ストックホルムからシカゴに到着した時、特にそう感じた。
  19. 巨大スーパー・マーケットと豊富な商品、巨大な消費社会のアメリカ
    ・アメリカ人は、生まれた時から国土は広いし、石油やモノはあふれ返っていたから、それらをふんだんに使ったAmerican way of lifeを楽しむことに何んらためらいもない。この考え方は、多くのアメリカ人に共通している。
    したがって、資源の乏しい日本では、私達の子供の頃に「米粒を茶碗に一粒でも残すとお百姓さんに申し訳ない。」などとしかられた『もったいない精神』は、アメリカ人には理解できない。
    このため、京都会議で地球温暖化ガスの削減に対して考えた循環型社会づくりも、アメリカ人と日本人では一つでなく、様々な思いが込められているという。
    ・また、戦後日本の貧しい時代に、すでにアメリカでは、このように食料品があふれ返った巨大な消費社会であったかと思うと「310万人の戦没者をだし、長い長い耐乏生活が続いた太平洋戦争は、一体、何だったのか。」と考えさせられました。
    ・ここで少し話が横道にそれますが、昭和20年代が小学生時代の私達の年代では、『太平洋戦争について、原因が何だったのか、何が悪かったのか。』を学校で、どうも明確に教えられていないようで、曖昧なまま大人になってしまったようです。
    『太平洋戦争について』は、日本人同士の場合は、全く必要のないことですが、海外の人達と付き合っていくためには、どうしても勉強しておく必要があると、何時からか分かりませんが思うようになりました。もちろん、海外の人達と特に議論する訳ではなく、日本人としてバック・グラウンドをキチンとしておくという意味で必要があるという訳です。
    このため、皆さんにご紹介しておきたいと思いますが、最近(99.11月)発行されました産経新聞社の『国民の歴史』は、大変有益だと思いますし、文芸春秋社・司馬遼太郎の『この国のかたち』も参考になったと思っています。
    海外の人達に、日本人は、仕事以外は何も考えていない人間だと思われないようにしたいものです。
  20. アメリカは、明るくて機能的な建物、現代的音楽における陽気すぎるリズム、労働服、ジーンズ、コカコーラ、ハンバーガ、マクドナルド、ウインドーズ98などの文明材法で作られた国という響きがある合衆国、アメリカン・スタンダード→グローバル・スタンダード文明だけで、できあがっている社会、第二世代は、@特権対人民、A進歩対保守、第三世代は、アメリカ社会の同質性(コンセンサス)今も昔も地球上のほとんどの国の人々は、文化で自家中毒するほどに重い気圧の中で生きている。そういう状況の中で、大きく風穴を開けたのが、1492年の新大陸発見だった。
    アメリカ大陸が発見されるとヨーロッパから方々の国の人達がきて合衆国を作った。独立宣言から言えば、わずか二世紀前のことである。
    文明だけでいいですよ。気軽な大空間が、この世にありますよ。それがアメリカだ。
  21. アメリカの内部;東北部(政治、経済、科学、技術、芸術、音楽、教育などの中心)、中西部(農民と企業家の改革の伝統)、旧南部(農業と粗野な個人主義)、西南部(陽気で明るい、フロンテイア)
  22. アメリカに行くと、飛行機で行けども行けども農地が繋がっていて、広い広い農地の大農業国であるという認識を改めてさせられる。
  23. アメリカでもハワイは、洋上の楽園で、観光地であり、アメリカ本土とは全く違う。ハワイ土着の人達は、ポリネシア系の人達で、ニュージーランドの人達ともよく似ている。
  24. アメリカと日本で大きく違うものに銃の所持がある。実際、スーパー・マーケットの片隅で銃が、売られている。駐在員で常時、100ドル札を一枚護身用に持っているという人もいる。また、米国滞在中に、利用していた酒屋で銃による殺人事件(3人射殺)も発生している。他人事でなく、いつ災害が、身に降りかかるか分からない国でもある。
  25. アメリカで最近、気になることがある。1999.12.3.シアトルでのWTO(世界貿易機関)の結末である。アメリカは、グローバルにやろうと言ったが、他の国は、アメリカだけ得するだけのグローバルだと言った。アメリカは、君達も得することを示せなかった。
    このため、凍結となる。一極先導のアメリカだが、少しおかしくなっていないか、懸念する。思想、宗教より平和で、安全で食べていかれる世界を目指すべきである。特に、貧者の健全化に対して主導すべきである。
    21世紀に向けて、これから人口が急増するが、食料をいかに増産していくのか、いかに配分していくのか、アメリカ主導でやる気があるのか、ないのか、懸念している。
    2000.1.21.アメリカが国連で、アメリカに有益でなければ、国連を脱退するかもしれないと発言したとの報道がある。これがアメリカの本音(?)、それともおかしいアメリカ人を国連に送りだしたの(?)。
  26. アメリカの歴史概要
    1492.コロンブスのアメリカ大陸発見
    1620.メイフラワー号・メイフラワー盟約102人
    1775.5.〜1777.10.アメリカ革命
    1776.7.4.アメリカ独立宣言
    1780.人口100万人
    1783.人口192万人
    1787.ワシントン大統領フェデラリスト党
    1801.3.4.ジェファーソン大統領リパブリカン党
    1803.人口371万人
    1823.モンロー宣言<この宣言が、同じ移民国でもカナダ、オーストラリアと違うところ>
    1853.人口653万人
    1861.3.4.〜1865.4.9.南北戦争<戦死者数:南軍25.8万人、北軍36万人>
    1863.奴隷解放宣言<リンカーン1860〜>
    1869.大陸横断鉄道
    1887.ドーズ法:インデイアン・伝統的部族組織解体
    1917〜1933.禁酒法
    1929.10.24.株価の大暴落;生産力と消費力
    1945.エノア・ゲイ<ENOA GAY>B・29原子爆弾・投下12人、トルーマン大統領
    現在でも投下したことに対して賛成・反対の意見に二分される。
台湾
面積36×1,000ku(日本の10%)人口2,100万人人口密度583(日本332)人/ku
  1. 鄭芝龍(1604〜1661)明末の海潦の代表者の息子・鄭成功(1624〜1662)は、オランダ占領下のオランダ人を追い出して台湾を自立させた。母親は、日本人・平戸藩・田川氏の娘まりで、毎年6月8日、平戸で鄭成功祭りがある。鄭成功の幼名は、「福松」で江戸時代の国姓爺合戦の主人公である。オランダ占領時代は、38年間ゼーランダ城、安平古堡、プロビンシャ城赤嵌楼で戦い、今もその城砦が残っている。
  2. 日本が50年統治していたことも、鄭成功の母親が日本人ということもあり、親日的である。
  3. 台湾の中央から東側は、3000M級の山が133個もある大変な山岳地帯である。
  4. 太平洋戦争後、蒋介石一派が大陸から台湾に軍艦を率いて上陸したが、長い歴史の中で何度か大陸から漢民族が押し寄せている。したがって、本来台湾で住んでいた人達との多民族国家を形成している。〔アミ族(花蓮)、プユマ族(台東付近)、高砂族、漢民族〕
    ・ついでに、漢民族は、高地での「わさび栽培」はしないことになっていると聞く。
    ・台湾での刺し身の食べ方は、「醤油の中にわさびがある。」のではなく、「わさびの中に醤油がある。」と言ったほうがよいぐらいの「わさび」の使い方で食べる。
    ・刺し身の中の虫を「わさび」が殺すとか。
    ・中華料理では、一般的に鮮度のいい魚は、「刺し身」ではなく、「魚を蒸す料理」が主流であり、上記刺し身の食べ方は、日本統治の名残りではないかと思う。
  5. 台湾の宗教は、観音様、媽祖様、マリア様の三本柱の女神である。媽祖様;媽祖信仰は、道教であり、道教は、漢民族の土着宗教である。媽祖伝説;彼女は、福建省甫田の林家の第六女で、宋の始め960年3月23日生まれ27才の時、機織りをしていて肉体から魂が遊離した。魂は、はるか海上に飛び海難に遭っている父や兄を見て、まず、父を助けた魂が海上にいる時、母が彼女を呼び醒ましたために、兄を救うことができなかった。以後海上の守護神になった。 
  6. 日本統治時代の代表的な人達;日本統治1895(明治28年)〜1945(昭和20年)
    @樺山資紀、初代海軍大将(薩摩) 
    A桂太郎、陸軍中将(長州)
    B乃木希典、陸軍大将(長州)1849〜1912
    C児玉源太郎、官吏馘首(長州)1857〜1906
    D後藤新平、医者(奥州)1857〜1929
    E高木友枝、衛生行政;ペスト、マラリア、赤痢の予防対策、
    F浜野弥四郎、土木技師;上下水道の設置
    G八田與一、土木技師;台南・嘉南平野に縦横にめぐる水路16,000kmを設置
    烏山頭の珊瑚潭「嘉南大洲」台湾省嘉南・農田水利会
    [注]これらの人達は、懸命に働いた人が多い。
  7. 中国本土との問題は、アジアの中でも重要な問題で、常に臨戦態勢に近い。それで台湾では、2年間は、『兵役の義務』があり、日本と比較して就職は、学校を卒業してから2年遅れることになる。韓国も『北の問題で兵役の義務』があり、『日本の隣人は、いずれも大変な状況にある。』
    戦争が、いかに多くの人を殺すかは、すでに触れた。戦争以外の解決策を何としても見出さなければなりませんが、相手があることで「自分の家族を守る。自分の国を守る。」ということで両国には同情する。同情しつつ日本のことを考えると『平和ボケ』なる言葉を時々耳にすることがあり、1999年度に起きた事件、事故を見るとこれまでに経験したことのないものが多発しており、『どこかおかしいぞ日本』と不安を感じると同時に、古い昔の話を思い出した。
    フランシスコ・ザビエル(1506〜1552)は、自分が見た日本人・九州人のことを次のように言っている。高野純徳訳・平凡社
    『この国の人びとは、今までに発見された国民のなかで最高であり、日本人より優れている人びとは、異教徒のあいだでは見つけられないでしょう。彼らは親しみやすく、一般に善良で、悪意がありません。驚くほど名誉心が強い人びとで、他の何ものよりも名誉を重んじます。大部分の人びとは貧しいのですが、武士も、そうでない人びとも、貧しいことは不名誉とは思っていません。』と記録されている。
    ほんの半世紀ほど前までの日本には、「恥じの文化」、「貧の文化」があり、そこには日本人特有の「美しさ」、「資質」があった。ザビエルが来た時の日本人は、織田信長の少し前の戦国時代で個人個人が自分の生死を決め、自分の信じるものを求めて生きた時代である。こういう時代の背景があるものの、このザビエルの言葉には、日本人として誇らしい心地よい響きを感じる。
    ただ、今の日本人を見たらどのように記録するだろうか、現在の日本人についていろいろ考えさせられるものがある。情報技術(IT)とバイオ・テクノロジーの進展による人間の社会生活の大革命(*)が起ろうとしている現在、若い人達がワクワクするような、『平和ボケ』などしていられないような、21世紀に向けて、日本の力強い指針が必要だと強く感じている。
    〔注〕(*)印社会生活の大革命;インター・ネット、H.I.I.(ホーム・インフォメーション・インフラストラクチャー)、I.T.S.(高度道路交通システム)、遺伝子の解明とその応用などで従来の社会生活が大幅に変化すること
  8. 台湾でボールを投げれば、社長さんに当たると言われるほど社長が多い。逆に言えば、中小企業が非常に多いということである。
  9. 最近では、パソコンの生産高が世界一という実績をもつ。
  10. 外貨準備高1997年頃のデータフランス310億ドルに対して
    @日本2,200億ドル、A中国1,400億ドル、B香港1,000億ドル、C台湾840億ドル
  11. 台湾は、バブル崩壊による経済の低迷はほとんどなく、堅調である。
    各国・地域の実質GDP成長率の実績と展望(前年比%)
      実 績 予 測
      1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000
    台湾 6.5% 6.0% 5.7% 6.8% 4.7% 5.4% 6.1%
    韓国 8.3 8.9 6.8 5.0 ▲5.8 8.5 6.2
    香港 5.4 3.9 4.5 5.0 ▲5.1 0.4 3.3
    シンガポール 11.4 8.2 7.5 9.0 0.3 4.6 6.2
    タイ 9.0 8.9 5.9 ▲1.8 ▲10.0 4.3 5.8
    マレーシア 9.3 9.4 8.6 7.5 ▲7.5 4.1 6.2
    インドネシア 7.5  8.2 7.8 4.9 ▲13.4 ▲0.2 4.5
    フィリピン 4.4 4.8 5.8 5.2 ▲0.5 3.2 4.9
    中国 12.7 10.5 9.6 8.8 7.8 7.3 7.6
    アジア合計 9.4 8.6 7.6 6.3 ▲0.1 5.9 6.4

    〔注〕巻末に世界各国のGDP、一人当たりのGDP、人口、人口密度、GDP成長率、外貨準備高などを記載する。

大韓民国
面積99×1,000ku(日本の26%)
人口4,599万人人口密度465(日本332)人/ku
  1. 韓国の内部;全羅道:百済(南西部)、慶尚道:新羅(東部)、任那<みまな>(南部)、
  2. 旧総督府は、植民地・解放50周年を記念して崩壊させた。
  3. 台湾では、中小企業を中心に産業が構成されているが、韓国では、財閥で構成されている。
  4. 韓国の労使紛争は、鉄道の線路であり、どこまで行っても平行線で交わることがない。
  5. 1970年代から1980年代にかけて猛烈な勢いで近代化が進み、新しいホテル、マンション、道路などが次々に建設されたが、バブル崩壊で国民から海外旅行で残っている小銭を政府が集めるところまで追い込まれた。
  6. 1999年の経済成長率は、上記の表のように8.5%の予想で、ものすごい回復力である。
  7. 韓国は、儒教の国である。中国から伝わった儒教が韓国で伝承され、外観、形式、孝、家族、親類、老人などを重んじ、歴史的には中国に礼を尽してきた国である。外観を重んじて白髪は、染めることが常識で、最近では女性の顔を整形することも多いと聞く。
    また、目上の人には敬意を現わすことが基本であり、弟は兄の前では煙草を吸わないので、50才になる弟が、煙草を吸っていたことを兄は知らなかったという。
    外観、形式、孝を重んじ、目上の人に敬意を現わすことが基本であるという儒教の世界を持ち、それが生活の中で習慣化している朝鮮民族は、思想的民族であり、隣国ではあるが、日本民族と大きく違うところである。
    『裸祭り』は、日本文化の一つで、日本各地でそれぞれ伝統のある独特なものが、慣行されており、日本人には当たり前のことになっているが、朝鮮民族、漢民族は、『裸祭り』を歴史的に野蛮人のすることだと思っているらしい。倭人、倭寇の仕業であり、儒教の国の仕業ではないと・・
    ついでに、アメリカは儒教の国ではないが、男性でも人前でシャツやステテコなど下着になることは、エチケットとして大変嫌うことを知っておくべきである。
  8. ○○で××を初めて作る時に、付き合った人の頑張りには驚かされた。
    一年に4〜5日休むだけで、あとは働くという。(1990年頃)
  9. この人が言うには、韓国も徴兵制がなければ、日本と対等に競争できるのだが、と・・工場のレイアウト図に兵器庫が示されていたし、『北の問題』は、大きな手かせ、足かせになっている。
  10. 最近、変わりつつあるが、一時は日本の煙草を買ってもいけないし、吸ってもいけないという規制されている社会であった。煙草だけでなく、日本製品の大半が規制されていた。 
  11. ソウルから釜山までの高速電鉄計画409kmの建設
    最高速350km/h、所用時間1.5時間、工費1兆0630億円
    日本、フランス、ドイツ、イギリス、イタリアから見積もりを取った。フランスに決定、日本は動力分散式で維持費が高いと評価された。完成には、個人的に大変興味がある。台湾・台北市の高架電車は、フランス製であるが、形ができあがってから実用まで、2年もかけて試運転し調整している。その台湾の高速電鉄は、日本に決定した。決定したと思ったら、仏・独連合で台湾の裁判所に提訴している。2000.1.13.
    戦争ではないので、勝つまで頑張ってほしい。仏・独連合に負けるな。
フィリピン共和国
面積300×1,000ku(日本の79%)
人口7,353万人人口密度245(日本332)人/ku
キリスト教95%イスラム教5%立憲共和国
  1. 主要な産業や観光資源もなく、人が資源だとも言われている。何故なら、世界各国に出稼ぎに行くし、グローバルな企業の事務所をマニラにおいて、「必要な時に、海外に出かけて行って仕事をして帰って来る。」というパターンで業務効率をあげているケースもある。その理由は、英語が話せることと給料が安いということである。(○×△の事務所もあると聞いている。)
  2. マニラの空港に、出迎えるフィリピンの人達の多いことには驚かされる。何故かと言うと、出稼ぎの人達を迎えて、近くのショッピング・センターで、割安に買い物をするということに狙いがあるらしい。とにかく、国際空港の出口は、いつも大勢の人達でごった返している。
  3. フィリピンの空港での搭乗手続きや出国手続きに、時間が異常にかかることがあるので、早めに行く方がよい。出国手続きの時は、ここにも人が多くてごった返しているが、一番右側の列が早く進むことが多い。また、閣僚級の人達の出入国がある場合は、4〜5時間出国ロビーで待たされることがある。その時は、運が悪いとあきらめるしかない。
  4. ホテル周辺に、ブラブラした少し日本語を話す変な人達がいて、一人で買い物に出かけると案内してやると擦り寄って来る。一切断ったので、どうなるのか結論は分からないが、多分、いい結果にはならないので、出会った時は断るのがベストだと思う。断ると刺青を入れた細腕をめくることもあるが、平然としていれば、昼間だし全く問題ない。
  5. 昼間でも擦り寄って来るのがいるのだから、夜の一人歩きは、避けた方がよい。駐在員のアドバイスを聞いて行動するのがよい。(自分の身は、自分で守れ。)
  6. フィリピンには、ジプニーなる独特な車があり、独特な文化がある。ジプニーの製造は、町工場で、古くなったフレーム、中古車のエンジン、部品、機能部品と手作りのボデーとで独特な車を作る。この数が多く、街のどこででも見ることができ、狭い路地まで入る路線バスの役割をしている。オーナーがおり、このジプニーを沢山持っていて、運転手に貸し出すと運転手は、決められたコースを一日中走り、運賃を稼いで、その中から車代をオーナーに支払う仕組みである。車掌がいなくても、どんなに混んでいても、お客同士の手渡しで、運賃が運転手のところに集まるのは、ジプニーの独特な文化である。
    製造する人、運営する人、利用する人、メンテナンスする人などジプニーに係るフィリピン人の人口は、大変な数になると思う。
    黒煙を出して走るジプニーが多いので、マニラを遠望すると大気が濁っている。これは、マニラに限らずインドネシア・ジャカルタ、タイ・バンコクもほぼ同様である。
  7. 最近、大型バスが多くなったが、よく見ると日本語が書かれていることがあり、日本のバスの中古車であることが分かる。左ハンドルに改造していて、昇降ドアーが反対側に上手につけてある。ジプニーの技術からすれば、この改造など易しいものと思う。
  8. 人口がマニラに集中しているので、朝夕の通勤ラッシュは凄まじいから、朝早く行動するのがベターである。
  9. 最近は日本食堂も多く、不便なことはないが、橋の周辺の家(小屋)を見ていると日本の戦後のバラックが彷彿としてくる。貧富の差が大きいことを感じるし、何が起ってもおかしくない社会のようにも思える。 
  10. カンルーバン・ゴルフ場近くで、昔、若王子さんが誘拐されたことがあったが、砂糖きびの背が高くて、5M先は全く見えず、襲われるとどうしようもないところだと思った。一時道路に鉄砲を持ったガードマンがいたが、最近は治安がよくなったのか、いなくなった。
  11. フィリピンは、○○がうまく立上がったし、ジプニーの技術もあるし、人口も多いので、国としても大きく進展する可能性を十分に持っている国だと思う。

インドネシア
面積1,905×1,000ku(日本の5倍)
人口1億9987万人人口密度105(日本332)人/ku
10,000以上の島があり、西の端から、東の端までアメリカ大陸の幅がある。
  1. インドからジャワ島にヒンズー教が伝わり、次いで、イスラム教が伝わった。現在は、バリ島のみヒンズー教が残り、そのほかはイスラム教と一部キリスト教である。また、あらゆるものに神を見出す古来の信仰も暮らしの中に生きている。
  2. オランダの植民地時代が、350年続いて太平洋戦争後、独立する。(日本が独立をお手伝いした。)
  3. 島が多く、人種も多い。(300以上の人種)中華人は、3%で、且つ、無国籍中華人が20万人といわれ、問題になっている。
  4. スカルノ、スハルト両大統領の長い政権は、軍の力で種々な紛争を押え込んできた。今後、民主化を推進しようとしているが、どのように進められるのか、を世界中が見守っている。
  5. 穏健なイスラム教徒と言われているが、首狩族とも言われる人種もいて、危険な一面もある。信号で停車中、車の窓ガラスを開けていたため、手が入ってきて腕時計を握ったので、そのまま腕時計を渡した三菱マンもいる。渡さなかったら、どうなったか、後々まで駐在員の議論が引き継がれている。ナイフでやられたとか、やられなかったとか。
  6. 一流ホテルの朝の食堂で鞄を盗まれた日本人の多いことか。230万円も入った鞄も盗まれたとか。日本人は、残念ながら、危機管理ができていない人種らしい。教育、訓練されていない。日本の領事館から、この件で通達が出ているのを見たことがある。(20件ほどの事例あり)
  7. タクシーは、シルバー・バードとブルー・バード以外には乗らないようにとのこと。特に、赤とオレンジのツートン・カラーのタクシーと白色のタクシーには乗らないこと。お酒を飲んで夜一人でタクシーに乗って、パンツ一つで放り出された日本人もいると聞く。
  8. 注意さえしておれば、日常生活はどうってことはない。
    ただし、暴動の時は何が起るのか、誰にも分かりません。インドネシアの人達は、自分達は、どちらに行けばよいかがすぐに分かるが、あなた達・日本人は、それが分からないでしょう、と永年付き合ってきた人が言う。暴動の恐れのある時は、行かないのがベストである。
  9. 1998年の暴動以来、インドネシア・ジャカルタ周辺の人達が、大幅に変わっていると聞く。
    ・アメリカに輸出するコンテナーの中味が、衣服から石に変わっていたとか。
    ・エビの養殖場のエビが、一晩でいなくなったとか。
    ・伐採禁止地区の森林が伐採され、姿が消えたとか。
    要するに収入源がなくなっているということで、最近の新聞でも毎日のように何か記事がある。
マレーシア
面積332×1,000ku(日本の88%)
人口2,167万人人口密度65(日本332)人/ku
  1. マレー人54%公官庁の役人・農民、中華人35%商人(経済力大)
  2. イギリスの植民地であったが、太平洋戦争後、独立した。(日本が独立をお手伝いした。)
  3. 9人のサルタン(王様)がいて、交代で国の王様になる。各サルタンは、各々ジャンボ機を持っているほどのお金持ち。国民の負担は大きいが、『お金にキューキューしてはいけない、のんびりするのが、イスラムの教えである。』と教えてくれた。
    また、『恵まれた人は、恵まれない人に「ほどこし」を与えるのがイスラムの教えでもある。』
    毎日二回、三角に仕切られた水槽で身体を洗い(水浴し)、お祈りをする。
    こういうイスラム的センスは、日本人には理解できない。
  4. 1969年中華人の暴動があった。多分、イスラム教徒ではない。
  5. 労働人口不足でインドネシア、フィリピン、オーストラリアなどから出稼ぎに来ている。
  6. 1968〜1969年頃のマレーシア・ジョホールバールでのこと
    ・中央市場で陽気なおばさん達が、野菜、果物、魚、かに、肉などを売っていた。
    大きな屋根だけの建物で全体に薄暗く、少し日本人に馴染まない匂いが漂っており、裸電球がぶら下がっていて異国に来たことを痛感したが、数日で慣れたように思う。
    ・この市場で醤油を買いたいと思って、醤油は、「SoySauce」で何度確認しても通じず、あきらめていたが、10日目に「KikkouMann」で通じて大変感激した覚えがある。日本人に醤油がないと真に哀れな、元気のでない生活になることを初めて経験しました。
    ・醤油の次に、お米の話だが、米は、臭くてパラパラになる米で困った。匂いは、10日もあれば慣れてきたが、パラパラは慣れず、米屋に日参していろいろな米を買ってきては、炊いてみて、食べてみて結論を出した。ある種の米ともち米をある比率で混合した時に、最も日本米に似てくる。
    ・会社の昼ご飯が、パラパラで困ったが、いつもスープをかけて食べたものです。
    ・テ・オ・コソンという砂糖抜きのお茶も味わったが、日本人には日本茶、紅茶のほうがよい。
    ・ナシクラブー;ご飯に44種の野菜をまぶしたもの。ジャングルの中にはいって採取した野菜を針のように切ってご飯にまぶし、これにジャコを油で揚げたものとココナッツ・ミルク、唐辛子をいれて、辛く煮込んだものであるが、日本人には焼き飯が懐かしく思われた。
    ・果物が豊富でマンゴスチン、マンゴー、バナナ、ランブータン、スターフルーツ、グァバ、スイカ、パパイヤ、ジャックフルーツ(ドリアン)、パイナップルなど、これらを市場で購入する時と味わう時が、唯一の楽しみという、静かなマレーシアの田舎生活でした。
    ・今から思えば、情報、物流、交流の非常に少ない時代のマレーシアの田舎で、一軒家を5人で借りて女中を雇って生活する予定でしたが、雇った女中が英語もだめ、漢字の筆談もだめで、第一日目の味噌汁から『にわとりの爪のついた足』がでてきて、気勢を殺がれ、以後2ヶ月間自炊とすることにした。
    ・以上1968年マレーシア・ジョホールバールで、<中略>でした。
  7. ○○は、首都クアラルンプールにあるため前述のような苦労はない。ビルが林立して立派なホテルも、レストランも沢山あって、日本人に不足するものは何もない。あたかも、日本のどこかの都市に出かけた時と同じように思う。ただし、毎朝早くイスラムのお祈りの声に異国を感じた。
シンガポール共和国
面積0.62×1,000ku(日本の0.2%)
人口374万人人口密度6,032(日本332)人/ku
  1. 星港1965年・理想都市国家ユートピアを目指して独立した。
  2. 多民族国家;中華人77%マレー人14%インド人7%
    英語(北京語、福建語、広東語、マレー語)
  3. 19世紀初めの英国ラッフルズ卿から英国が150年間統治した。太平洋戦争を挟んで3.5年日本が統治し、戦後、マレーシア連邦の一員として独立し、1965年都市国家としてスタートした。
  4. 1968年頃は、のんびり、ゆったり、あっけらかん、としていた。
    ・セメントのいいかげんな作りの人形に極彩色のペンキをテカテカ、ピカピカに塗りたくって展示していた。こんなもの展示しなくてもいいのにと思ったが、日本人の感覚と違う。
    ・261万人住民の70%が政府公共住宅に入っており、その高層アパートが林立していた。
    ・シンガポールからマレーシア・ジョホールバールへは、橋で陸続きに行ける。太平洋戦争中に日本軍が、イギリス軍と戦ってシンガポールへ進撃したところでもある。
    ・シンガポールの海岸には、旧日本軍の要塞の跡がまだ残っていた。(現在は、不祥)
  5. 年間平均気温28℃赤道直下
  6. 最近では、煙草の投げ捨てとチューインガムは、禁止されていると聞いている。また、ホテルもいろいろな施設も充実したものばかりで、通りも公園も非常に美しい。理想都市国家ユートピアに近づいているのかも知れないと思ったら、人間の社会は複雑で、民族間で明らかに学校の成績に差ができるし、収入の差もできてしまう。また、ごく最近では、景気後退でのリストラでも差ができ、多民族国家の悩みは、外観だけでは判断できないようです。
タイ王国
面積513×1,000ku(日本の1.4倍)
人口6,060万人(バンコク750万人)
人口密度118(日本332)人/ku
  1. 雨季6〜10月、乾季12〜4月、モンスーン気候
  2. 交通渋滞がとても有名;道路率4%1995年頃(東京13%)
  3. バンコクは、三角州であり地盤が柔らかで、水が濁ってよくない。水位と地面の差が少なく大雨が降ると地面が一面水浸しになる。橋は、水に浸からないように太鼓橋になっている。また、常に地盤沈下がある。
  4. タイ人は、背中を触られるのを大変いやがると聞く。これまで、どこの国にも支配されたことがなく、自尊心が強い。バンコク市内では、ほとんど危険を感じることはないが、地方では分からない。
    夜間バンコクの空港に着いて、車でラムチャバン工場近くのシラチャのホテルに行くのは、危険とされる。
  5. タイには、古くから陸続きで中国から南下した中華人がおり、今では中国系タイ人となっている。コラートなど北方では、漢字の看板が出ているところもある。
  6. タイ人は仏教徒であり、男性は生涯の内、2年間は、お寺で修業する。したがって、全体に優しく感じる。宗教に対する慣習は、タイ人のこの2年間の修業といい、マレーシア人の毎日2回 の水浴とお祈 りといい、一般的な日本人とは、ずいぶん違うように思う。宗教については、『触れず』が基本であるが、東洋の宗教は優しく、西洋の宗教は厳しく、中近東の宗教は恐怖感があるとされる。
    また、仏教では、『善人も悪人も救われる。』が、西洋では、『悪人は、裁かれるべきだ。
    だからこそ、自分は、毎日一生懸命に生きているのだ。』と聞く。原点が違っている。
    日本人は、仏教伝来の時、本地垂迹説で日本古来の神神を護って、神も仏も持つことになった。これによって、結果的には日本人は、他の国の人達と共存してゆき易い精神構造となり、寛容性ができたようです。
    多神教の民族は、異民族と共存し易く、絶対の神を持つ民族(一神教の民族)は、異民族と共存し難く、特に、砂漠の一神教の民族は、その傾向が強いと言われる。
スウエーデン王国
面積450×1,000ku(日本の1.2倍)
人口885万人人口密度20(日本332)人/ku
社会民主主義で王様を持つ国、単一民族国家
  1. 福祉国家として有名であるが、税金が高い。税負担率50〜72%
    GDPの56%先進国の中で最高の数字
    ボルボの人達は、日本人の税負担率に非常に興味を持っていた。
  2. 子供が生まれると両親には、合わせて12ヶ月の有給休暇が法的に認められる。
  3. 病気で働けない間は、所得の90%が保証される。
  4. 社会民主主義の支持率34%、経済問題、税制改革案不透明。(1992年)
  5. 週平均の労働時間31時間(8時間×4日=32時間これより、さらに△1時間)
  6. 人口は、都市に集中している。
    ストックホルム 140万人 合計257万人
    ヨーテボリ 71万人
    マルメ 46万人
  7. 国有企業7%失業率1.4%
  8. 拙いので消去
  9. 姓名は、日本と同じように「姓」が先で、「名」が後にくる。
  10. トウゴウ(東郷)という名が多いと聞いた。日本の東郷平八郎が、尊敬されているからである。
    スウエーデンは、歴史的に長い間、強いロシアから常に圧力をかけられていたが、そのロシアのバルチック艦隊が、スウエーデンの沖を堂々とウラジオストックに向けて出て行くのを、黙ってスウエーデンの人達は見送った。その後、日本海海戦で、東郷平八郎の率いる日本艦隊が、そのバルチック艦隊を撃沈して壊滅させたことを聞き、スウエーデンの人達は、「日本は強い」、「東郷平八郎は強い」、「できることなら東郷平八郎にあやかりたい」と自分の息子の名前に「トウゴウ」と付けたという話である。こんなに遠い国で日本人が尊敬されているのに驚きました。
    一説では、この日本海海戦と日露戦争の勝利は、有色人種が、白人に勝った人類史上初のできごとで、世界中の白人に植民地化された人達、アメリカの黒人達をも興奮させたと言われる。
  11. オランダ人は大きいが、スウエーデン人はもっと大きい。オランダ人がそう言うし、実際に大きい。工場案内者と話をするのに、常に、上を向いて話をするので首が疲れた。「上向き作業を零にする哲学が、ほんの少し理解できた。」
  12. スウエーデンの物価は高い。1992年11月ラーメン一杯2,000円也、旅行者にも情け容赦なく厳しい税金がかかる。季節も11月で毎日「みぞれ」ばかりで寒々としていた。バイキングの祖国、ビッケの故郷のスウエーデンも、「見る」と「聞く」では大きな差がある。
オーストラリア
面積7,741×1,000ku(日本の21倍)
人口1,853万人(日本の15%)人口密度2.4(日本332)人/ku
基幹産業;農業・畜産業・鉱業キリスト教(少し人口のある町や村には必ず教会がある。)
  1. 太平洋戦争の結果、昭和30年代初期まで日本人は、入国禁止だった。
    最近では、人の交流も多いし、貿易量も多いので、表面的には分からないが、太平洋戦争中、日本軍が、オーストラリア北部のダーウイン地方を爆撃したので、オーストラリア人で反日感情を持っている人もいる。このことは、オーストラリア人と付き合っていくためには、日本人として認識しておくべきである。
  2. 1970年代までオーストラリアは、ストライキの非常に多い国で、西のパースから東海岸まで荷物を運ぶのに、いつも、どこかの鉄道がストライキをしているので、到着日が分からないという時代があった。
    現在は、オリンピックを準備中で、もうそんなことはないと思うが、体質的には残っているような気がする。少なくとも、「仕事だから、なりふり構わずにする。」という日本人的姿勢はないと思う。
    なにしろ、オーストラリアは、原点が、すべて日本とは反対である。@国土が広い。A人口密度が小さい。B資源が豊富である。C大陸的である。D仕事より、生活を楽しむ。(最近、日本も変わりつつあるが)Eストレスが少ない。F産業に投資するよりも、不動産に投資することが多かった国である。G日本のような古い歴史のある国ではなく、移民国である。H国民国家を形成する時に、アメリカのような独立戦争とか、日本の明治維新、日清・日露戦争のような自己主張がなかった国である。など
  3. したがって、オーストラリアで仕事をする場合、逆に日本人は、ストレスが多くなる。この解消法としてオーストラリアン・ドライブを推奨したい。
    右ハンドルだから、ロータリーへの進入ルールだけ駐在員によく教えてもらえば、後は国際免許証を持っておればよいと思う。
    ・車の渋滞は、ほとんどない。このため、アデレードに住む人達は、少し渋滞のあるオーストラリア唯一の街・シドニーのことを「あれは、オーストラリアではない」と表現する。
    ・オーストラリアの面積が、日本の21倍で、人口が日本の15%だから当然といえば当然のことである。街には信号があるが、少し郊外にでると信号はなく、すべて、メイン道路優先で脇道は「Give awayで待つ」ことになる。ただし、車が少ないので「待つ」ことは少ない。
    ・こういうことで、オーストラリアン・ドライブは、郊外に出ると途中信号停止になることは、ほとんどなく、牧場近くで牛の行列のため停止することが時々あるぐらい。
    ・このため、行き先までの走行時間は、ほぼ計画通りで、700〜800kmのドライブも、7〜8時間で楽に行ける。
    ・スピード制限は、州によって違うが、町から町の間は、100〜110km/hで町に近づくと80km/hになり、町の中は60km/h、学校の周辺は、20km/hとなる。この学校周辺の20km/hは、大人の子供への愛情を感じる。
    ・オーストラリアでは、キャンピング・カーが多いので、これを追い越す頻度は多い。
    ・道路標識では、カンガルー、ウオン・バット、鹿に注意などの標識が目立つし、実際に、カンガルーほかいろいろな動物の死体が、道路に横たわっていることが多い。
    ・グリル・ガードが、本当に必要な国である。もし、なければ、夜間走行は、避けるべきであるが、この国は、野生動物が身近に多いので、基本的に動物保護のため、夜間走行は止めるべきである。
    ・町から町へ270kmの間、脇道もなく、途中ガソリン・スタンドが一つだけという道路もある。
    (ブロークン・ヒルからウエント・ワースまでの道路)
    ・動植物の保護の仕方が、オーストラリアでは州によって違うので、州の境で手持ちの動植物、果物などの点検があり、持ち込み禁止のものは没収される。例えば、手持ちのオレンジが、没収されるのは、常識になっている。病害虫防止、品種の保護が目的である。
    ・オーストラリアは国土が広く、人口密度が小さいので、山崩れがあった場合、田舎での道路の復旧は、道路上の土砂を撤去することなく、新しい道路を山崩れの周辺に作っていた。
    ・また、オーストラリアでは、車は左通行であるが、長い坂道 には、必ず、下り道路脇にブレーキが効かなくなった場合の車の乗り上げる上り道路が、左側に作られている。国土が広いので道路にも余裕を感じる。
    ・亜熱帯、熱帯地方がオーストラリア北部にあり、長時間運転しているとフロント・ウインドーからの太陽光線で、日陰の場所が少なくて両膝の上が暑くなる。
    ・オーストラリアでは、大陸的景色が続き「1,000kmを行くと少し景色が変化するかなあー」と感じるぐらい景色が変わらない。
    ・オーストラリアの大半は、なだらかな、乾燥している大地なので、はるか地平線まで水蒸気の少ない澄んだ青空を見る機会が多い。また、綿のような雲、ぽっかり浮かんだ雲が、地平線までずうっと続くのを見ることも多い。
    ・道路が遥か彼方まで真っ直ぐに見えるとか、真っ直ぐではあるが、谷に何度も道路が消えて、上り道路だけが、幾重にも重なって見えることもある。この時、大陸を感じる。
    ・遥か彼方から来る車を認識させるため、昼間でもヘッド・ライトを点灯している車が多い。これは、走行中の安全確保のためにも有効な方法だと思って自分も点灯した。
  4. オーストラリアには、ユーカリ(Eucalupts)の木が多く、種類も一冊の本になるほど多い。
    ・ユーカリの木をガム・ツリー(Gum tree)と現地では呼ぶ。
    ・ユーカリの木は、早く大きくなるが、地上30〜40Mぐらいになっているものが多い。本に記載されている最も背の高いものは、98.7Mでタスマニアにあるそうです。
    ・地上30〜40Mの木の林では、コアラ(Koalas)が居たとしても探すのは、ほとんど不可能であり、そういう林で、エ ミウ(Emu)のつがいを見たことがあるが、動物園では大きく見えるエミウも大きく感じないから不思議なものです。
    ・オーストラリアのゴルフ場では、公園の中でプレーしているようであり、大きなユーカリの木の下では、芝生はなく、赤土の上で打つことになる。季節によっては、ユーカリの落葉が沢山あって、ボールを探すのが大変で、ロスト・ボールも多くなる。また、ヤードの目印がほとんどなく、距離も長いので、スコアーは6〜8程度悪くなるように思う。
  5. オーストラリアの植物は、乾燥に耐えるようにできているものが多く、針金のような葉っぱが、やたらに目立つ。
    ・ブラシ・ツリー、ボトル・ブラッシュ、バンカシア、ワトル、カンガルー・ポー、グレビレア、ドライ・アンドラ、ドライ・アンドレ、レッド・ポーカーズなど日本と違った植物群がある。これらの植物は、南アフリカの植物によく似ている。ついでに、土の色もオーストラリアと南アフリカとは、赤い・ Fでよく似ている。(動物は、全く違うが、)
    ・また、オーストラリアの特徴として、インコ系の鳥が多いことである。鳩ぐらいの大きさで鳩の色によく似たもの、各種セキセイ・インコ、それより少し大き目の赤や青のカラフルなインコなど沢山のインコが見られる。これらは、詳細に調査した訳ではないが、大半は、ユーカリの実を食べているように思う。もちろん、インコ系以外の日本で見られない鳥も沢山いる。
  6. オーストラリアの川とか池の水は、澱んでいて粘土状の小さい粒子で濁っている。日本のような急流で透明な流れは希である。アデレードでは、風呂に入れた水が、超微粒子で濁った状態になるのは、この濁った川の影響だろうと思っている。

◇巻末データ◇各国〜国内総生産 GDP/人口/人口密度/実質GDP成長率/外貨準備高

  区 分 国名 名目国内
総生産
GDP
1998年
一人当たり
GDP
1998年
人口

万人

人口密度

人/ku

実質〜GDP〜成長率の実績〜予測 

外貨準備高

年/月〜

億USドル

No.   

◇印

訪問国

G7
G7U;G7で、且つユーロ11ヶ国
★;社会主義国
又は、旧社会主義国
●;今回報告した国 
U;ユーロ11ヶ国
★N;旧社会主義国で
NATO加盟国
A;アセアン10ヶ国
1994 1995 1996 1997 1998 1999

実績

予測 
( )内は、1997年又は
1996年のデータ
% % % % % %
百万USドル USドル
◇1 北米 G7● アメリカ 8,759,900 30,985 2億6790 28 4.0 2.7 3.7 4.5 4.3 4.0 97/12〜681
2 アジア  G7  日本 3,806,377  30,121 4 1億2564 332  0.6  3.0  4.4  ▲0.4  ▲2.0  0.6  98/1〜2,204
◇3 欧州 G7U ドイツ 2,163,069 26,372 8,207 230 2.3 1.7 0.8 1.8 2.3 1.7 97/12〜776
4 欧州 G7U フランス 1,456,321 24,746 5,861 106 2.1 1.7 1.1 2.0 3.2   97/12〜309
5 欧州 G7 イギリス 1,398,052 23,601 5,901 242 4.4 2.8 2.6 3.5  2.2 1.1 97/12〜323
6 欧州 G7U イタリア 1,189,369 (20,151) 5,752 191 2.2 2.9 0.9 1.5 1.3   97/12〜557
7 アジア  中国 959,001 772 12億4374 130 12.7 10.5 9.6 8.8 7.8 7.3  97/12〜1,399
8 南米   ブラジル 775,364 4,792 1億5988 19 5.8 4.2 2.7 3.6 ▲0.1 - 97/11〜505
◇9 北米 G7 カナダ 603,778 19,927 3,000 3 4.7 2.8 1.7 4.0 3.1   98/1〜207
10 欧州 U スペイン 553,233 14,070 3,932 78 2.3 2.7 2.4 3.5 3.8 - 97/12〜679
11 アジア   インド (420,781) (441) 9億5522 291 8.0 7.7 8.0 5.0 5.8 5.9 98/1〜259
◇12  欧州 U オランダ 378,277 24,109 1,560 381 3.2 2.3 3.1 3.7  3.7   - 97/12〜249
◇13 大洋州 オーストラリア 363,802 19,403 1,853 2 5.0 4.4 4.0 3.9 5.1 - 98/1〜170
◇14 アジア 韓国 320,748 6,908 4,599 465 8.3 8.9 6.8 5.0 ▲5.8 8.5 97/12〜211
15 欧州 ロシア 276,659 1,888 1億4711 9 ▲12.7 ▲4.1 ▲3.5 0.8 ▲4.6 - 97/12〜130
◇16 アジア 台湾 261,446 11,954 2,100 583 6.5 6.0 5.7 6.8 4.7 5.4 97/12〜835
◇17 欧州 U ベルギー (242,523) (23,800) 1,019 329 2.4 2.1 1.5 2.9 2.9 - 97/12〜162
◇18 欧州 スウエーデン 226,886 25,637 885 20 3.3 3.9 1.3 1.8 2.9 - 97/9〜135
19 中東   トルコ (181,464) (2,806) 6,375 82 ▲5.1 6.7 6.8 6.5 - - 97/12〜187
◇20 アジア   香港 163,717 24,827 561 5,342 5.4 3.9 4.5 5.0 ▲5.1 0.4 97/12〜1,000
◇21 欧州   ノルウエー (157,802) (37,113) 441 14 5.5 3.6 5.3 4.0 - - 97/12〜  234
22 中東   サウジアラビア (146,171) (7,500) 1,949 9 0.5 0.5 1.4 1.9 - - 97/12〜74
23 欧州 ★N ポーランド (143,132) (3,703) 3,865 120 5.2 7.0 6.0 6.8 4.8 4.1 97/12〜205
24 中東   イラン (132,900) (1,890) 6,069 37 0.7 4.2 5.7 - - - 90/12〜20
◇25 アフリカ   南アフリカ (126,301) (3,140) 4,334 36 2.3 3.3 3.1 2.3 - - 97/12〜48
26 欧州 U フィンランド (123,966) (26,409) 514 15 - 5.1 3.3 4.6 - - 98/1〜81
27 欧州   ギリシャ (122,946) (11,684) 1,052 80 1.5 2.0 2.6 - - - 97/12〜126
◇28 アジア A● タイ 112,787 1,843 6,060 118 9.0 8.9 5.9 ▲1.8 ▲10.0 4.3 98/1〜289
29 欧州 U ポルトガル (104,000) (10,425) 980 107 0.7 1.9 3.0 3.4 - - 97/12〜160
◇30 アジア A● インドネシア 98,823 483 1億9987 105 7.5 8.2 7.8 4.9 ▲13.4 ▲0.2 97/12〜190
31 中東   イスラエル (91,965) (16,900) 582 277 - - 4.5 - - - 97/11〜191
32 南米   コロンビア (85,202) (1,730) 3,616 32 - 5.9 2.1 3.0 - - 97/10〜98
◇33 アジア A● シンガポール 84,510 26,710 374 6,032 11.4 8.2 7.5 9.0 0.3 4.6 97/10〜745
◇34 アジア A● マレーシア 71,023 3,199 2,167 66 9.3 9.4 8.6 7.5 ▲7.5 4.1 97/11〜218
35 アフリカ    エジプト (67,691) (1,090) 6,201 62 3.8 4.6 5.1 - - - 97/11〜189
36 南米   ベネズエラ (67,311) (3,143) 2,278 25 - 3.5 ▲1.6 5.7 - - 97/11〜155
◇37 アジア A● フィリピン 65,106 866 7,353 245 4.4 4.8 5.8 5.2 ▲0.5 3.2 97/11〜84
38 アジア   パキスタン (64,864) (450) 1億3815 174 4.5 5.2 5.2 1.3 5.4 3.4 97/12〜12
39 欧 州 ★N チェコ 56,386 5,480 1,030 130 ▲2.2 6.4 3.8 0.3 ▲2.3 ▲0.7 96/12〜201
◇40 大洋州    ニュージーランド 52,565 13,869 376 14 6.0 4.0 3.2 2.1 ▲0.3 - 97/12〜45
41 欧州 ★N ハンガリー (44,845) (4,401) 1,015 109 2.9 1.5 1.3 4.6 5.1 3.6 97/11〜88
42 欧州 ルーマニア (35,508) (1,437) 2,257 95 3.9 7.1 4.1 - - - 97/8〜78
43 アジア   バングラディシュ (31,824) (265) 1億2201 847 4.4 5.3 5.4 5.7 - - 97/12〜16
44 アジア ★A ベトナム 23,699 303 7,655 231 8.8 9.5 9.3 8.2 5.8 - 95/12〜14
45   中東   イラク (21,600) (1,027) 2,118 48 - 1.2 - - - - N.A.
46 アジア 北朝鮮 (21,400) (910) 2,284 19 ▲1.8 ▲4.4 ▲3.7 ▲6.8 ▲1.1 - N.A.
47 南米    エクアドル (19,040) (1,355) 1,194 42 - - 2.0 3.3 - - 97/12〜21
48 欧州    ルクセンブルグ (17,000) (40,791) 42 140 2.2 1.9 1.4 1.4 - - 97/11〜0.65
49 欧州 ブルガリア (9,484) (1,038) 831 75 - 2.1 ▲10.9 ▲7.4 - - 97/12〜24
50 アフリカ   ケニア (9,222) (330) 2,841 49 2.6 4.4 4.3 2.0 - - 97/12〜6
51 アフリカ   ジンバブエ (7,550) (620) 1,229 31 6.8 0.1 8.1 4.5 - - 97/12〜2
52 中東   ヨルダン (7,343) (1,300) 577 59 - 6.9 5.2 5.0 - - 97/11〜22
53 アジア A カンボジア (3,125) (304) 1,052 58 - 7.6 6.5 - - - 97/12〜3

〔注〕ユーロ11ヶ国は、上記U印以外にオーストリア、アイルランド、ユーロ15ヶ国は、U印のほかイギリス、スウエーデン、デンマーク、ギリシャ。アセアン10ヶ国は、上記のほかブルネイ、ラオス、ミャンマー。